山の歩き方講習会 北高尾城山 2020年11月14日 にご参加
<A・Oさん(女性)>
講習会の動画、ありがとうございます。
講習会の後、早速山に行ってみました。
寂ショウ尾根から滝子山、大谷ヶ丸を経て、やまと天目山温泉まで歩きました。
コロナ以降、先日の講習会を除くとほぼ1年振りの登山でしたが、足のトラブルもほぼなくとても楽しい山登りができました。
驚いたのは、翌日以降筋肉痛もあまり出なかったことです。
今まで無理のある歩き方や不必要な負荷をかけるような歩き方をしていたことに気づかされました。
靴ひも、足先と足の甲をしっかり締めることも良かったかもしれません。
どの斜面も「ここを登るのか、嫌だなあ…」という気持ちにならなかったのもあるかもしれません。
どの登りもすんなり淡々と歩けた気がします(むしろ、ヨシ行くぞ!という気持ち)。
そうした余裕があったお陰で、寂ショウ尾根も落ち着いて取り付くことができ、とても楽しかったです。
斜面を柔軟にとらえ、滑らかに移動する(自分と荷物を移動させる)。
そのための足の動きや重心、関節の柔軟性。
しっかりと体得、にはまだまだ至りませんが、知ってそうしようとするのとしないのでは全然違う気がしました。
今までは、 ハの字で歩く、歩幅を小さく、など断片的な情報はあっても、具体的な身体の使い方やなぜそうした方がいいのかはなかなか知ることができませんでした。
とりあえずハの字で歩いたり、スーっと登り降りする登山者の方を見よう見まねで真似するも、いま一つ勝手がわからないという感じでした。
講習会で野中さんの実際の動きを見ることができたり、自分や他の方の歩き方(良い点も癖も)の説明を聞くことが出来るのはとてもありがたかったです。
重心のかけ方が歩きに直結するのを体感できたのもとても良い体験でした。
ストレッチもやみくもにすれば良いというものではなく、目的やシチュエーションで使い分けるというのも勉強になりました。
当たりまえと言えば当たりまえなのですが、ストレッチにしてもトレーニングにしても「こうしたい」があるからするものなのですよね。
また、他の参加者の方の質疑応答が聞けるのも大変貴重な機会でした。
しばらく山から遠ざかっていたのですが、山を歩くこと自体の楽しさを思い出し、いろんな山域を歩いてみたいなという気持ちが湧いてきました。
骨盤の動きがまだ掴みきれていないのですが、講習会での各項目や書籍、公開してくださっている動画などを参考に少しずつトレーニングしていきたいと思います。
あと、右足で片足立ちしたときにふら付くのでそのへんを解消していきたいです。
歩き方講習会に参加できて本当に良かったです。
とても有意義な機会をありがとうございました。