富士山(富士登山)ツアーについて

旅行会社のバスツアーと比べると、参加費が高いですが、具体的に何が違うのですか?

ガイドレシオ(ガイド対顧客人数比)1:6という少人数制ガイドを行っています。

LISは経験豊富な登山ガイドが、山の歩き方や高山病予防法など、少人数制を生かして、万全のサポート体制で、参加者の皆様の安全な登山をサポートしています。
また、万が一トラブルが発生した場合でも、ファーストエイドや傷病者の搬送などの対応が出来るよう、緊急用装備を備えたプロフェッショナルガイドです。

バスツアーなどの大型ツアーとの参加費の違いは、登山におけるきめ細かいアドバイスやサポートの差とお考えください。

 

ガイドツアーの参加費以外に現地でかかる費用はいくらくらいですか?

山小屋の宿泊費が一泊二食つきで7,000~7,500円になります。

(宿泊する山小屋によって変わります。)
山小屋の予約はLISで一括して行っています。
また、5合目集合の場合はマイカー規制が行われているため水ヶ塚公園駐車場から富士宮口5合目をシャトルバスで往復します。
シャトルバスの往復運賃は大人1,500円、小人750円となります。
また、水ヶ塚駐車場の駐車料金が1,000円となっています。(何日停めてもOK)
他に、休憩時に山小屋で飲み物などを購入すると300~500円、ラーメン、カレーなどの食事をとる場合は800~1,500円ほどです。
また、チップ制のトイレは1回200~300円ほどになります。
チップ用に500円分ほどの小銭を直ぐに出せるようにしておくと良いでしょう。

 

持ち物で分からないことがあるのですが?

準備資料「富士山の歩き方」や登山WEB教室をご参考になさってください。それでも分からないことがありましたら、お気軽にご連絡ください。

持ち物の用意や購入の際の注意点など、ツアーの事前準備のためのアドバイスを行っています。
お電話やメールでお気軽にお問合せ下さい。
お問合せはこちら

 

体力に自信がありません。登山未経験でも参加できますか?

LISでは登山経験がない方でも安心して登山が出来るよう「プライベートガイド」を承っています。

プライベートガイドはご家族や友人同士だけでなく、お1人でのご参加もOKで、1グループ(1-6名)単位で参加料金が決まっています。
登山に必要な日数分、ガイドツアーを貸し切る形ですので、高齢のご家族がいる場合、持病をお持ちの方、体力に自信が無い場合など、2泊3日の「のんびり登頂コース」がご好評を頂いています。
ガイドがしっかりと体調を確認とアドバイスをしながら登山を行います。
登山にあたって不安がありましたら、事前にご相談ください。
詳しくは「ガイド依頼」のページをご覧下さい。

 

土日が休みなので、週末の1泊2日で参加したいのですが、土日の開催はしていないのですか?

快適な富士登山ツアーを提供するため、LISでは土日開催の富士山のガイドツアーを実施していません。

山開きの期間中の中でも、梅雨明け後から9月上旬までの土曜日は、富士山はどの山小屋でも大変な混雑が起こり、登山道も渋滞が発生します。
ご来光を見るために多くの登山者が頂上に集まる夜明け前の時間帯では渋滞どころか、混雑し過ぎて全く列が動かなくなることさえあります。
そのような混雑も構わずに実施しているガイドツアーもありますが、LISは登頂することだけを目的としたツアーは実施していません。
「富士山とその自然の魅力を少しでも多く方々に伝えるために」、少しでもゆったりと快適な環境で自然に触れて頂けるよう企画しています。

これらの「こだわり」がLISの富士山ツアーの最大の特徴であり、これまでの多くの皆様に満足を頂いているポイントだと考えています。
是非、平日に休暇をとり、平日を利用して富士山に登られることをお勧めします。

 

Smart Trekking School(トレッキング講座)について

「Smart Trekking School」は連続して参加する必要はありますか?

各講習会に個別に参加して頂いて大丈夫です。

また、同じ講習会に何度参加して頂いてもかまいません。
ただし、【日帰り講習初回割引】については、同一内容の講習会では割引きは一回限りとなります。

 

ガイド全般について

ガイドの方は非常用の装備を携帯しているとのことですが、どんなものを持っているのですか?

LISでは各ツアーに必要な非常用装備をガイドが携帯しています。

応急処置用のファーストエイドセット、天候が急変した場合に参加者全員が収容できる「ツェルト」、傷病者を安全に搬送したり、確保できるロープなど、歩くコースや、想定されるトラブルを考慮して、十分な非常用装備を携帯しています。

 

山小屋宿泊のツアーに参加したいのですが、山小屋の予約は自分でするのですか?

 宿泊型ツアーの宿泊予約はLISが一括して行っています。

なお、参加費の中に宿泊費は含まれませんので、山小屋、施設チェックイン時にご精算をお願いします。

 

登山・トレッキングに役立つ豆知識

アトピーなので暑いと汗をかいて痒くなり苦手なのですが、登山で気をつけることはありますか?

私もアトピー性皮膚炎を経験しているので、就寝時に着用するウェアと運動後の汗ふきに気をつけられるといいです。

ウェア全般に言えることですが、速乾性のあるものの中でもなるべく肌触りの良いものを選ぶのがポイントになると思います。
化学繊維の素材は物によっては、ゴワついていたり、縫い目部分が硬くて擦れて痒くなる原因になります。

また、運動中よりも山小屋滞在中や就寝時に肌のかゆみが現れることが多いですので、就寝時用に柔らかい綿素材のTシャツとパンツ(下着)の着替えを持参することをおススメします。
寝汗をかいても、吸収が良く、何よりお風呂に入れなくても着替えたことで気持ちがリフレッシュして、安心して眠れるという心理的な効果もあると思います。
また、汗ふきシートで体を拭けるといいですが、刺激性の少ないものを確認して、用意するといいでしょう。

また、運動後に肌に痒みが出やすいシチュエーションとして、以下にご注意ください。

  • 睡眠不足など体調が優れない時
  • 久しぶりに汗をかいた(運動不足だった)時

体調が悪い時は肌が荒れやすい状態です。
また、運動不足の時は、体が汗をかき慣れていないので、大量に汗が出る傾向があります。
このようなときは、普段弱酸性である正常な汗に重炭酸イオンが混じり、アルカリ性が強くなるそうです。
そのため、「においが強くなりやすく」「皮膚で雑菌が繁殖しやすくなる」と言われています。

対処法としては直前の体調管理と適度な有酸素運動で汗をかくことに慣れておくことが重要になると思っています。
個人的な経験を踏まえた知識ですが、参考になさってください。