富士山ガイドツアー(5合目から)
1合目からの富士登山(1合目から)共通情報
(必携)の服装、装備については必ずご持参ください。
万が一、必携の服装・装備に忘れ物や不備が確認された場合、参加をお断りさせて頂きますので、ご注意ください。
登山用品の購入と装備レンタルについて
持ち物に関するご相談などありましたら、いつでもご連絡下さい。
登山用品は高いお買い物になるので、失敗なく富士登山に適した物を購入する上でも、分からないことがありましたらいつでもご相談ください。
夏の富士山ツアーでは装備レンタルはヘルメットのみ行っており、その他の装備については登山用品レンタル店をご利用ください。
持ち物のパッキング(荷物の収納)について
荷物の中で雨に濡れてはこまるものは、事前にビニール袋などに入れておくと、突然の雨でも大丈夫です。
着替えやヘッドランプ、防寒着など夜間に使用するものは奥(下)に、登山中にも取り出す可能性が高い行動食や飲み物、タオル、雨具などは手前(上)に入れると便利です。
また、かさ張る防寒着(ダウンやフリースなど)は、衣類用の圧縮袋に入れるとコンパクトに収納することが可能です。
なお、集合時に持ち物チェックをさせて頂いています。
お手数ですが、雨具(レインウェア)だけは実物を出して頂き、拝見しておりますので、出しやすい位置に入れておいて頂けますよう、お願い致します。
防寒対策の目安
深夜や早朝の山頂近くの気温は氷点下にはなりませんが、夏でも5℃以下になることは珍しくありません。
体感気温は風速1mにつき1度下がりますので、気温5℃・風速10mですと、体感はマイナス5℃となります。
富士山では山小屋の中に入らない限り、風を避けることは出来ません。
頂上でご来光を見るコースについては、十分な防寒装備をご用意下さい。
また、歩行中に汗をかいていると、体が急激に冷やされる(汗冷え)ため、大きく体力を消耗するだけでなく、高山病のリスクが高まります。
防寒や雨対策のための装備はしっかりご用意ください。
服装(必携)
レインウェア |
必ず上下セパレートのレインウェアをご用意ください。 |
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アンダーウェアと 中間着 |
7.8月でも富士山頂は雪が降ることがあります。 汗で衣服が濡れたままの状態は体温の低下を招き、危険です。 特に直接肌に触れるアンダーウェア(下着)と、インナーウェア(長袖シャツ・タイツ)は化学繊維やウール素材のものを必ずご用意下さい。 上に重ね着するシャツやジャケットもジャージやフリースなどの綿素材以外のものをご用意ください。 |
防寒用ウェア | 早朝の山頂の平均気温は5℃前後、風が吹くと体感気温は氷点下になります。 頂上でご来光を見る場合は、厚手のフリースや薄手のダウンジャケットなどのしっかりとした防寒ウェアがないと寒さに耐えられません。 山小屋でご来光を見る場合、薄手のフリースなどの中間着に加え、セーターや厚手の下着など重ね着できる上着をもう一枚ご用意ください。 休憩時や夜間、早朝のみ着用しますので、防寒ウェアは圧縮袋などに入れてコンパクトになっていると、携行しやすく便利です。 |
ズボン | ジーンズなど綿の素材のズボンは伸縮性が悪く動きにくく、濡れると乾かずに体温の低下を招くので不適です。 ジャージや登山用ズボンなど化学繊維素材のものをご用意下さい。伸縮性があるものだと、足が動かしやすくて良いでしょう。 なお、山スカートやハーフパンツとタイツの組み合わせは標高の低い場所では構いませんが3,000m越える場所では体を冷やす原因になります。必ずロングパンツも忘れずにご持参下さい。 |
手袋 | 休憩時に冷えないためにも、保温性のある手袋をお持ち下さい。(軍手は不可) トレッキングポール(杖)を利用される方は、掌に滑り止めのついた手袋をご用意ください。 |
靴下 | 靴擦れ防止のため、厚手の登山用のソックスがいいでしょう。予備を一足忘れずに。 |
帽子 | 保温用の耳が覆える帽子は必須です。 日中は日除けのため、つばの広い帽子もあると良いでしょう。日除け用としてはタオルやバンダナでも代用可能です。 帽子が飛ばされないように、あご紐やクリップなど帽子用の止め具もあると便利です。 |
持ち物(必携)
トレッキングシューズ | 足首を覆うハイカットのシューズを必ずご用意ください。 さらにGore-texなどの防水性があるものがBESTです。 足を入れて指を軽く動かせる余裕のあるサイズの物で、良く履き慣らしておくことをオススメします。 |
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フットスパッツ | 登山用のレッグカバーです。靴の履き口から砂や砂利の進入を防ぎます。 ローカットの靴の方、イチフジにご参加の方は必ずお持ちください。 5合目からの登山でハイカット靴の方は無くても構いません。 |
ザック | 宿泊装備を背負う場合は、荷物が重たくなりますのでウエストベルトでしっかり荷重を支えることが出来るバックパックをご用意ください。 季節によって防寒装備の量が変わりますが25-35L程度の容量が理想的です。 |
ザックカバー | ザックにかぶせるだけのものではなく、ザックに固定できるカバーをご用意ください。 2日以上の登山では、ザックが濡れないように忘れず持参しましょう。 ザックに固定できないタイプは森林限界を超えた場所では、風に飛ばされてしまいます。 |
ヘッドランプ |
夜間登山の照明として使うだけでなく、山小屋の消灯後など夜間の手元、足元を照らすのに必要です。 必ず頭に装着できるライトで、1人一つご用意ください。 |
水筒 | 行動中の飲み物を入れるもの。ペットボトルでも構いません。 集合時に最低でもご持参いただきたいのが、5合目からの登山では500ml、イチフジでは1.5Lになります。 6合目以上の山小屋では随時購入が可能です。 頂上ご来光のツアーでは暖かい飲み物を入れられる保温水筒があると便利です。 山小屋ご来光の場合は保温水筒は重いので不要です。 |
昼食・行動食 (おやつ) |
パン、ナッツ、チョコレート、ゼリー飲料、飴など、2日分の昼食とおやつとして、適量をお持ち下さい。 好きなもの、火を使わずに手早く食べられるものをお持ち下さい。 少しでも荷物を軽くしたい方は、飲み物と食料を最低限だけ持参し、足りない分は山小屋で購入する(街より値段は高いです)ことで、荷物を軽くすることが出来ます。 |
ビニール袋 | ゴミ袋として、また、濡れては困るものの防水パック用として、大小各数枚お持ち下さい。 |
タオル・手ぬぐい | 2枚ほど。汗を拭いたり、首に巻いて日中は日焼け対策にも使えます。 |
ティッシュ | トイレには基本的にペーパーが常備してありますので、予備として少量持参して下さい。 |
洗面用具 | 歯ブラシ(山では歯磨き粉なしで磨くようにしましょう) また、富士山では水が貴重なため、トイレに手洗い用の水はありません。 手洗いや洗面用に、ウェットティッシュがあると便利です。 |
健康保険証 | 万一に備えてお持ちください。身分証明書にもなります。 |
腕時計 | 濡れたり汚れたりしても大丈夫なものが良いでしょう。 |
携帯電話 | 携帯電話が通じる場合がありますので、緊急時に役立ちます。 |
日焼け止め クリーム |
富士山は日差しを遮るものがなく、高所のため紫外線がとても強いです。 無防備で登山すると「日焼け」ではなくヤケド状態になりますので男性の方も日焼け対策を忘れないようにしましょう。 |
あると便利!な物
ヘルメット | 富士山は落石が発生しやすく、噴火対策にもなります。 リスクについて理解した上で持参するかは各自のご判断ください。 なお、頂上御来光を行うツアーは夜間の登山を行うため、ヘルメットは必須装備となりますのでご用意をお願いします。★レンタルあり |
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ネックウォーマー | 首は皮下脂肪が少なく、体の中で熱が奪われやすい部分です。 ネックウォーマーがかさ張らずコンパクトなので、防寒に役立ちます。 |
トレッキングポール | 現地の山小屋で販売されている木製の金剛杖は重くて持ちにくいため、杖としては使いにくいです。 杖に焼印をされたい方は、リュックサックの脇に差して携帯するのに便利な短い金剛杖も販売されています。く 脚力に不安がある方、膝・腰が弱い方は、両手に持つタイプのトレッキングポールの使用をおススメします。 |
サングラス | 高所で紫外線が強いため、特に下山後に車を運転される方は目を紫外線から保護しましょう。コンタクトレンズの方は強風時に目に砂埃が入ることを防ぐことが出来ます。また、日焼け対策にもなります。 |
耳栓or 携帯ミュージック プレイヤー |
耳栓でもいいですし、リラックスできる音楽があると就寝時に役立ちます。周囲への音漏れに注意して使用しましょう。 富士山は落石の危険性があり、ミュージックプレイヤーは登山時には使用禁止です。 |
防水スタッフバック | 荷物を小分けする防水袋が登山用品店で販売されています。 ビニール袋は使用時に破ける可能性があり、また消灯後の山小屋ではビニールのカサカサ音が周囲の迷惑になります。 特にデジタルカメラや携帯電話などは、気密性が高くクッション素材が内蔵されたタイプが防水・耐衝撃性があって良いでしょう。 |
地図・コンパス | 興味のある方には、地図とコンパスの使い方を簡単にご案内します。 「昭文社・山と高原地図・富士山」などをご用意下さい。 |
使い捨てカイロ | 夜間や早朝ご来光を待つ間にあると役立ちます。 |
常備薬 | 必要であれば。 |
カメラ | ご自由にお持ち下さい。雨に濡れないように袋やケースなどをお忘れなく。 |
※備考 |
帰路、温泉で入浴を希望される方は、着替えやタオルなどの入浴セットのご用意をおすすめします。 浅間神社奥宮にてご朱印を希望される方はご朱印帳の持参をおすすめします。 登山に不要な手荷物について |
富士山ガイドツアーの開催予定
「夏の富士山ガイド - 総合情報ページ」で確認して下さい。