南アルプスの北岳に、職場の仲間達と行ってきました。
冬の間、一緒に働いている仲間が夏場が北岳の肩ノ小屋で働いているので、「会いに行こう!」というのが発端で生まれた企画でした。
自分の中では将来、南アルプスでもツアーを展開したと考えていたので、その下見も兼ねて歩いてきました。
で、どうだったかというと・・・。
いや、ホントに素晴らしかったです。
5日、勤務後に同僚二人と中央道を走り、6日2時頃南アルプス市営駐車場に到着。
登山者用の無料休憩所を利用して仮眠をとりました。
なんとこの休憩所で、同じ会社の横浜店の知人にばったり遭遇。
同じく肩ノ小屋に泊まるとのことで、登山中も何度も顔を合わせることになったのでした。
朝4:30に起床して、5:00の始発バスに乗り込み、北岳の登山口・広河原へ。
6:00広河原到着。
ゆっくり準備をして、7:00登山開始。
早速、普段は見かけない高山植物に色々と遭遇。
途中から大樺沢沿いのコースを歩いて行きました。
お昼頃から雷鳴がとどろき、土砂降りの雨の中を辛うじて肩ノ小屋に到着。
本当はテント泊のつもりで荷物を担ぎ上げたのに、悪天のためあっさり小屋泊に変更。
夕方には晴れて、「今シーズン一番」という夕焼けを見ることが出来ました。
翌朝は3時起床、天の川がはっきり見え、流れ星が流れる満天の星空をしばし楽しむことが出来ました。
3:30、山頂へ向けて出発。
少しづつ明るさを増していく東の空を眺めながら、ゆっくりと山頂を目指して行きました。
山頂に着くと、夜明け前のうっすらと明るくなった空に、雲海が広がっていました。
そして、雲海の先に、富士山!
日が昇ると、間ノ岳方面の南アルプスの山並みがはっきりと見渡せました。
いつか、ずーと縦走してみたいと思いました。
西の方を見ると、なんともう一つの北岳、「影北岳」が写って見えました。
山頂での贅沢な時間を味わってから、6時頃肩ノ小屋に向けて、下山開始。
肩ノ小屋の向うには、月末に登る予定の甲斐駒がはっきりと見えました。
明るくなった山頂付近では明け方には見えなかった高山植物がいくつも。
遅めの朝食を済ませて、荷物をまとめ、皆で記念撮影。
肩ノ小屋を8時頃出発。
再び山頂を経て、八本歯のコルへ。
八本歯へ向かう手前の分岐付近で、雷鳥の親子に出会いました。
とことこと動き回る子ども達を母鳥が岩の上から見守っていました。
八本歯のコルから大樺沢左俣コースへ。
急峻な山道をいくつものハシゴを頼りに下りていきます。
この辺りから見上げる、北岳バットレスの大岩壁。
登っているクライマーが点になって見えました。
大樺沢沿いの雪渓を滑り降りたい気分でしたが、思ったより雪渓の雪は硬く、滑ったら止まらなそう(^^;
日差しの照りつける沢沿いの河原の道を休みながら下りていきました。
富士山よりも標高は低いものの、その道の険しさはいつも歩く富士山とはやはり違いました。
小屋泊にしては大きすぎる荷物を背負いながら、長い道のりを広河原へと歩いていきました。
久しぶりに味わえた充実感ある山行。
一歩一歩に重みのある旅。
008年夏、また一つ素晴らしい思い出が出来たのでした。
