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靴売り場・夏の陣

いやはや、夏ですね。

この週末はうちのお店も今年一番の忙しさ。

お店が忙しくなると、夏が来たことを実感します。

来週の海の日三連休など、夏休みを前に靴を揃えようというお客様が殺到。

何が凄かったって、9日は朝の10時の開店から3分後位にお客様に声をかけられてから、夜の21時まで接客しっぱなしでした。

その間にタイミングを見てお昼45分、夕方15分の休憩にはどうにか行けたのだけど、この一時間分の休憩を除くと、10時間ずーと靴の接客です。

息つく暇などなく、次から次へと声を掛けられ、接客している最中もウェイティングリストに名前が連なっているので、のんびりする暇などなく、接客が終わっても残った靴を片付ける暇もなく、片付けれない靴がどんどんと積み上げられて行きました。

あまりにも忙しかったので冷房が聞いている店内でも汗だくに。

頭痛があったのを忘れられたのは良かったのだけど、ずっとしゃべりっぱなしなので喉が乾いて痛くなってくる。

靴を取りに行く合間に水分補給。

疲れてくると、せっかく測ったお客様の足のサイズを忘れそうになったり、精神力が問われるのだ。

ホントは、19時までの早番シフトの日だったけど、この日はお客さんが途切れないので必然的に残業。

20時の閉店まで接客をして、片付けをして帰ろうと思ったら、Nさんに声をかけられた。

「お願いしていいですか?」  思わず、「え、マジで?」という言葉が出てしまった。

ということで、まさかまさかの延長戦で、富士山に行くというお客様を接客。

夏の間は富士山に「来週に」「明日から」というお客様が閉店間際に、やって来ることが多いのだ。

ホントは早く帰りたいのだが、プロとしての意地とでも言いましょうか、接客するからには嫌な顔などせずに、きちんとお客様の要望を聞いて、靴の説明をする。

閉店時間を過ぎたからといっても焦らずに、「急かされている」と感じずに、じっくり靴選びをしてもらいたいので、富士山のことなど、雑談をしつつ靴選び。

最後は、靴紐の締め方や富士山の必要装備のことまで説明して、そのまま一緒にレジへ。

レジで袋詰めをして、会計後はそのまま袋を持って出口までご案内、袋を渡して「ありがとうございます。」

そして、気が付けば21時を回っていたのでありました。

ほとんどのスタッフは定時で帰ってる。

でも、真剣に接客してたら時間のことなんて気にしてる余裕なんてなくて、結局忙しい時は自然と残業してしまう。

アルバイトなんだから、そんなに会社のために頑張らなくてもいいというのが普通の感覚なのかもしれない。

でも、もともと給料に対して、割に合うとか合わないとか、そんなこと気にしてなくって、目の前に与えられた役割を一つ一つ確実に果たして行くことが、自分自身を成長させてくれると思っている。

社員だとかアルバイトだとかっていう立場の違いは、お客様にとっては関係のないこと。

私は自分が持っている知識と技術を出来る限り発揮して、目の前の役割に集中したいだけなのだ。

それと同時に、登山靴のフィッティングは楽しくて仕方がない。

忙しい中だと、コミュニケーションがとり辛いお客様が来ると、他にも待っているお客様がいるので、イライラする瞬間もあるが、それをうまく乗り越える術も身に付けてきた。

嫌だなと思った瞬間、その感情から逃げたり、お客様と正面から向き合うことを逃げたら、そこでおしまい。

そこをどうやって乗り切るか。

最近、特に意識してないけど、出来るようになってきたと感じている。これもコーチングを習った成果かな。

この日はそんな場面が二回ほどあったのだ。

第一印象は面倒なお客様に当たったのかなと正直思ったのですが。

でも、結果的に二組とも、最後は笑顔で満足して帰っていかれた。

この日接客した何十組の中のたった二組の出来事だけど、そんなちょっとした出来事が嬉しかったりするのだ。

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