Youtubeショート動画への質問コメントに返信しました
2025年に公開したこの動画、今でもコンスタントに再生され続けています
先日、講習会でもよく質問いただく内容が、コメントに入っていたので返信しました
今日はその内容を共有します

前足・後ろ足が入れ替わり続けるわけで、どっち使って歩いても同じ?
前足を使おうが、後ろ足を使おうが、結局2足歩行をしていて、前足・後ろ足が入れ替わり続けるわけで、どっち使って歩いても同じじゃない?
という疑問が湧くのは理解できます
この疑問にお答えしたわけですが、もう少しだけ細かく説明していきます
後ろ足で支える「動荷重」と、前足の着地でかかる「衝撃荷重」
この二つの負荷のかかり方が、どちらがしんどく感じるのかはそもそも個人差があります
十分な筋力が備わっていなかったり、体の使い方が間違っている人と、登山歴が長く下山が得意な登山者(大腿四頭筋が疲れない人)では、この2つの負荷の感じ方が違うのです
私が下山していて感じる負荷は 動荷重(後ろ足) < 衝撃荷重(前足) ですし、上手く下山が出来ている人は大半がそうです
ただ、大腿四頭筋は下山時に後ろ足がしゃがむ動作を行う時に「遠心性収縮」という負荷がかかります
なので、実際にはこの2者に差が感じられなかったり、後ろ足の方が負荷が強く感じられる人もいるんです
求心性収縮や等尺性収縮と比べると、遠心性収縮は筋肉にダメージを与えることもあり、遠心性収縮に対する耐性が鍛えられていないと、この負荷に耐えられないのです
これを鍛える方法も、講習会では教えているのですが、まだYoutube動画にしていません
なので、結論的なことを言ってしまうと、下山が上手く歩けていない人が主観で「こっちの方が楽」と思って歩いても上達から遠ざかることがあるよということです
なぜそう感じるのか?
前足と後ろ足の負担にはどういう性質の違いがあるのか?
そもそも、理論的に動作を解説される機会がなければ、理解が難しいですよね
「主観」で歩き方を考えて、自己流のトレーニングをするとかえって膝を痛めてしまうリスクもあるので注意したいところです
さら付け加えると、着地衝撃を前足で支える歩き方は、着地時に路面を破壊しやすくなるので、スリップ・転倒につながり、ザレ場・ガレ場が歩きにくくなります
歩行時の転倒リスクも 動荷重(後ろ足) < 衝撃荷重(前足) になります
歩行時の負担、転倒リスクどちらの視点から見ても、後ろ足を使った重心維持型歩行以外に選択肢がないと考えるので、これを今までも推奨してきました
そのためには大腿四頭筋が遠心性収縮に耐えられるトレーニングは重要になってくるので、動画をいずれ公開したいと考えています
Youtubeを見て気になったことは是非、コメントを残してください
頂いたコメントは全て見てますし、お答えできるものはなるべく返信するようにしています
遅くなることはありますが、よろしくお願いします☺
